Episode 14 その男、佐藤諒〈山田錦栽培・醸造担当〉 – LA CAVE de Kuheiji|九平次公式ショップ
2022-05-18 06:22

Episode 14 その男、佐藤諒〈山田錦栽培・醸造担当〉

引き続き、黒田庄において理想の米を求め「彼の岸 2020」に土から携わっている醸し人達を紹介します。

佐藤は入社3年目。まだまだ駆け出しですが、意欲に溢れた若手の一人です。

佐藤 諒(1995年生まれ)

特に目的もなくただ漠然と毎日を平和に生きていた学生時代、就活をする気もあまりなく、
「まぁこれからもどうにかなるだろう」と思って生きていたとき、
とある田舎の中小企業の会社が日本酒酒蔵を復活させるというプロジェクトの声がかかり、「面白そうだから」という理由だけで入社、そして半年後、上司と揉めて退職。
その後すぐ、萬乗醸造が中途の募集をかけていたので入社(2019年)。
応募した理由は、
「お酒が好きで、酒蔵に就職したら毎日搾りたてのお酒がタダで飲めるから。それも有名銘柄だったらめっちゃお得では?」…ということは言いませんでしたが心の中では思っていました。

入社後すぐに麹担当になり、「酒造りの要」である重要なポジションに抜擢された、その責任の重大さと毎日戦っていました。

しかしその大変さの中で麹の面白さに気づき、「あ、これめっちゃ奥深くて楽しいぞ」となり麹を極めようと決意。
さらに夏は農業でも毎日の厳しい農作業の中から農業の楽しさや地域の人との関わりの大切さを実感し、兵庫への移住を決意。
そして黒田庄蔵の麹担当に志願。 
理由は「そっちの方が、この先色々と面白そうだから。」…とは言いませんでしたが自分の中での一番の理由はそれでした。
そして今に至る。
こうしてまだ始まったばかりの「DOMAINE KURODASHO」プロジェクトですが、この先まだまだ課題が山積みです。
農から醸へ1本の線でつながっている日本酒を造って、見えてくるものはまだまだ数えきれないほどあります。
農業は1年に1回のチャレンジしかできません。
そこで出来た米で造る酒造りも1年で1回のチャレンジです。
この先まだまだ「面白そう」なことが起こる、起こせるよう努めていきます。

 

x