Episode 9 酒と温度の話(3)
日本酒と温度の話。3回目は保存の温度についてお話します。
常温で販売されている日本酒もございますが、弊社で醸している日本酒に関しましては要冷蔵での保管をお願いしております。
具体的に冷蔵の温度ですが5〜16℃以下での保管をお願いしています。
保管の温度帯も重要となりますが、日本酒にとって長時間光(特に紫外線)に当たることも劣化に繋がります。そして色味の濃い瓶であるほど光を透過しにくくなります。色味の薄い瓶の場合、瓶を新聞紙等で包むなどの対処方法もございます。
世界のマーケットに目を向けると日本酒を冷蔵管理出来る環境はまだまだ整っていません。そこではアルコール飲料の保存に対するスタンダードな温度帯はワインセラー、もしくはカーヴの12〜18℃です。世界を視野に入れた場合、それはクリアしなければならない問題です。
弊社はカーヴの温度帯でも品質を保持出来る日本酒を目指しております。
「彼の岸 2020」は適切な温度管理を行い、これから飲み頃のピークに向かう、そのピークのスタート地点に立った状態で、皆様の元へお届けしています。
すぐに開栓して頂いても、熟成させてもご満足して頂けると確信しております。
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